くたばれ!日本語ドキュメント
この記事は「Salesforce Advent Calendar 2019」の9日目の記事です。
皆さんこんにちは。SWAG大好き!かなさんです。
初日の方がかなりかっ飛ばした記事を書いてくれたため、思わず「こいつは負けていられねぇ・・・」とインパクト重視のタイトルをつけてしまいました。
後悔はしていないっ!←
●Salesforceとは
この記事を読んでるほとんどの方がご存知とは思いますが、念のため解説。
Salesforceはアメリカ生まれ、アメリカ育ちの「企業と顧客をつなぐ顧客管理ソリューション」です。詳細は公式を参照してください。
●日本語でおけ?
Salesforceは世界中に展開しており、複数の言語で利用することが可能です。
もちろん、日本語でも!
そして、年に3回あるバージョンアップの内容を記した「リリースノート」も、開発者向けのドキュメントも、QAを扱うヘルプも、果ては資格試験も日本語でOKです!
最高ですね!
●そんな装備で大丈夫か?
「な~んだ、日本語だけで全然問題ないじゃん」と思った貴方。危ないですよ!
各種ドキュメントにも記載されていますが、Salesforceで正とされるのは英語版です。
具体的には以下の通り。
・ドキュメントで翻訳版と英語版で差異があった場合、正しいのは英語版
・ヘルプも最新情報は英語版
・リリースノートで更新情報が記載されるのは英語版だけ
予算の都合で、ある時点の英語版を各言語へと翻訳し、翻訳後は更新されなためこのような対応になるようです。
気を付けないと、
「知りたい情報が出てこない」「機能のリリース延期に気が付かない」なんてことに。
かなさんは最近ナレッジの調査をしてて、オブジェクトリファレンスを全部見たのにナレッジ関連のオブジェクト「Knowledge__ka」「Knowledge__kav」の情報がないなーと不思議に思ってたら、ふと英語に切り替えた拍子に両方とも出てきて泣きました。
(画像は「Salesforce および Lightning プラットフォームのオブジェクトリファレンス」のバージョン47.0の日本語版と英語版。同じ版は思えないほどKnowledgeの項目数が違う)
●自衛するしかない
英語力が皆無なので、母国語である日本語でドキュメントに触れられるのはとてもありがたいです。とはいえ、 たまに不意打ちでやられるとかなりキツい。。。
そのため、可能な方は英語版を。私のように全編英語が難しい人間は、ヘルプやドキュメントなどで少しでも違和感を感じたら英語版を見て自衛しましょう。たいていはGoogle翻訳で何とかなります。←
なお、ヘルプのあるTrailblazer communityはログインしてると言語が切り替えられないので注意してください。(下図参照。非ログイン時に表示されている言語切り替えが、ログイン時には表示されなくなる)
●最後に
ドキュメントやヘルプ、リリースノートは「英語版が正版」という注意点を知ったうえで、上手に付き合っていきましょう!