翻訳STFファイルでキー重複が発生した原因と対策
●発生した状況
・多言語組織
・項目の翻訳などにトランスレーションワークベンチを使用
・リリース時に開発環境から翻訳STFファイルをエクスポートし、リリース先の組織でインポートしている
・とあるオブジェクトの項目に関する翻訳STFファイルをインポート時にエラーが発生
●発生したエラー
・翻訳STFファイルインポート時のキー重複
●推定される原因
・翻訳STFファイルではカスタム項目のAPI名の末尾の「__c」が削除されて出力される
・標準項目と同じ名前で作成していた場合、キーが重複する
(例)同じオブジェクトにAPI名がNameとName__c項目が存在した場合、翻訳STFファイル出力後は両方ともNameになる
・取り込みでエラーが発生しても、エラーとなった項目を含めて翻訳は設定される
※ただし、キー重複の場合は誤った項目に翻訳が設定される場合がある
●対策
1.標準項目と同じAPI名を持つカスタム項目を作成しない
2.1.が不可(項目の作成・稼働済み)の場合、インポート後に該当の項目の翻訳を手動で行う